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医療法人向けMedical welfare

  1. 01

    医療福祉事業者が直面している課題は多岐にわたります。高齢化や人口減少に伴う医療財政の逼迫、医療保険制度や介護保険制度など社会保障制度改革への対応、高度急性期、一般急性期、回復期、慢性期など病床機能の分化、地域包括ケアシステムの立案と実行など枚挙に暇がありません。

    新型コロナウイルスをはじめとした感染症対策、その影響で病院経営が悪化していることを考えれば、今後、医療機関の統合や再編は不可避でしょう。医療福祉事業者は政策変更への対応とともに、病院経営のさらなる効率化が求められています。

    インデックスは、数多くの建築プロジェクトに関わった経験を生かして、将来の政策変更を見越した経営戦略や将来計画の策定、病院施設の建築コストや維持管理コストの適正化などを通して、持続可能な病院経営の実現を力強くサポートします。

  2. 02

    医療福祉事業者の経営戦略・将来計画の策定

    定期的に実施される診療報酬・介護報酬の改定は、医療福祉事業者の経営に大きな影響を与えます。また、国が病床機能の再編に着手する中、地域の中核病院として発展していくためには、地域における自治体や他の医療機関との連携を深め、高齢化する地域の街つくりとの連携を図り、地域に必要とされる優れた医療や最先端の治療機器を揃える必要もあります。またSDGsへの取り組みやデジタル化に向けたAI/IoTの導入を施設計画段階から検討する時代になりました。

    そのためには、従来の医療機関としての施設構成の議論を踏まえた上で構想段階から専門チームを立ち上げ「どの治療領域を強みとして打ち出していくのか」「地域との連携をどうするか」「最先端技術の導入に向けた施設はどうあるべきか」などの再確認とビジョンの具現化が欠かせません。
    具体的に医療コンサルティング会社や戦略系コンサルティング会社、会計事務所、法律事務所など専門分野に優れた外部パートナーと最適なコンソーシアムを組成します。医療福祉事業者の様々なニーズに対応した経営戦略や将来計画の策定を取りまとめ、プロジェクトを成功に導きます。

    また、地域包括ケアシステムなど医療福祉の地域連携に関する検討や計画づくりのためには、地元自治体や地域の医療福祉事業者との協議が必要かつプロジェクトの具現化には民間事業者との連携も欠かせません。異なる利害関係者の意見を取りまとめ民間事業者の活力を引き出すことは容易ではありません。インデックスは自治体などの要請で検討会議、ワークショップや官民連携協議会の立ち上げから運営まで、地方自治体の医療福祉における新たな取り組みをサポートします。また、インデックスは官民連携プロジェクトに強みを持っており、施設整備や機器導入に際して、外部の資金やノウハウを活用したスキームの提案、構築も可能です。

     

  3. 03

    施設の新築や建替え、維持管理におけるコスト削減

    医療福祉施設の新築・建替え計画では、企業のオフィスや工場などの建設と比べ、コストの高止まりや予算オーバーのケースがよく見受けられます。これからの医療福祉施設の新築・建替え計画では、コストの最適化と決められた事業予算内での実行は避けられません。そのため、プロジェクトの計画段階で想定される医療行為と医療収入を検討しながら、建設コストをコントロールする経験とノウハウを有する専門家の参画が重要になります。

    例えば、建設プロジェクトの初期段階では、設計事務所が主体となりプロジェクトを推進するケースが大半です。早い段階で建設計画や基本設計をまとめることは重要ですが、大きく2つのリスク回避が必要です。一つは事業性と医療行為を高めるため設計を始める前に、専門家を交えた事業計画、医療ビジョンと施設計画の策定です。次に、設計事務所に何を依頼し、建設会社はどの段階から参画するか、医療機器はどうするかなど、発注に関わる戦略を検討していきます。

    これらを十分に検討しないと建築コストや医療機器などの付随する費用が、高止まりしてしまう場合があります。現に、これまで予算を大幅に超過した病院建設プロジェクトを見てきました。こういったプロジェクトに共通しているのは、競争原理の欠如と医療行為や医療収入に影響しない施設のオーバースペックです。例えば、発注方式一つを検討するだけで、コストの最適化は実現可能です。
    設計事務所が設計を行い、建設会社が工事を行う設計施工分離方式が病院建設では一般的ですが、建設会社に設計と工事を一括して任せる設計施工一括発注にすれば、建設会社が持つコスト削減のノウハウを最大限に生かすことができます。病院施設では、医療機器の調達も大きなコストを占めますが、これも入札にすれば、最適なコストで調達が可能になるでしょう。

    病院に隣接する宿泊施設や駐車場、カフェテリアなど収益を生む施設については、運営権を売却し、民間企業に施設整備の委託を検討することは、コスト最適化の手法としても有効的で、民間事業者の活力による地域創生も可能です。

    施設整備についても同様です。病院は医療サービスの複雑化、高度化とともに医師、看護師、事務職の高レベルな連携が求められるとともに、維持管理運営コストとエネルギーコストの削減を実現する効率的な施設運営や管理体制の構築とエネルギーマネジメントが不可欠になりつつあります。

    インデックスはファシリティマネジメントにおいても豊富な実績があり、維持管理コストの削減や最適な管理運営体制の構築についてもアドバイスが可能です。

    医療福祉事業者には持続可能な病院経営が求められています。適正なコストで必要とする施設を整備することが病院経営において最も重要なポイントだと考えます。施設整備を効率化するノウハウを数多く持ち合わせたインデックスが、各々の状況に合わせた最善の戦略と医療福祉における施設整備実現に向け支援します。

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