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クライアントの明日のために、
これからも社会を切り拓いていく

「植村さんの会社は何でも出てくる四次元ポケットのようだね」

あるクライアントが私たちについて、このように評したことがあります。建設プロジェクトで直面していた数多くの課題に対して、適切な対応策を提示したことに対するお褒めの言葉でした。もちろん、私たちには課題を一発で解決できるような便利な道具などありません。クライアントの課題を解決すべく、専門知識を駆使して考え抜いた結果です。

建築プロジェクトは規模が大きく、利害関係者が多岐に渡るがゆえに、予算超過や工期の遅れ、品質面での不備などさまざまな問題が起きます。インデックスは建設プロジェクトマネジメントのパイオニアとして、そして発注者である企業や行政の伴奏者として、数多くのプロジェクトを成功に導いてきました。

現在では、オフィスや商業施設、工場、倉庫などのプロジェクトだけでなく、大学のキャンパス再編、医療機関の集約・再編、再生エネルギー事業の立上げ、国内外の有料道路民営化やスマートシティの構想立案など、さまざまなプロジェクトをマネジメントしています。コンサルティング領域も、従来の「設計・施工」だけでなく、「事業構想」から「施設の維持管理・運営」という建設ライフサイクルのあらゆる場面でサービスを提供できるまでに成長しました。

そして、今やインデックスの強みである国内外の官民連携(PPP:Public Private Partnership)プロジェクトは東日本大震災の後、大船渡市、陸前高田市、住田町の復興支援がきっかけです。その後、私は愛知県の政策顧問に就任。日本初の愛知県有料道路民営化を支援し、社会・公共インフラPPPの必要性を痛感したことで、現在も数多くの官民連携プロジェクトに関わっています。

私たちの掲げる理念の一つに「三方よし」という言葉があります。これは近江商人が唱えたもので、商売の際には自分だけでなく、取引先や社会にとっても良い取引であるべきだという考え方です。

クライアントに尽くすのはプロジェクトマネージャーとして当然です。ただ、建設プロジェクトであれば、発注者である企業に加えて施工会社や専門工事業者などの受注者とコミュニティ、社会インフラのプロジェクトであれば、発注者の官と受注者の民間企業、受益者である地域住民の3者が利益とリスクを分かち合う、三方よしの実現が欠かせません。三方よしを追求したその先に、企業としての新たな成長があると確信しています。

もう一つの理念である「悉皆の精神と悉皆の丹精」。悉皆屋(しっかいや)とは、着物づくりを取りまとめる専門家のこと。顧客の注文に応じて、作家や地染め屋を巡り、複数の職人を束ね、着物を納めるという役割を果たしていました。まさに、プロジェクトマネージャーそのものです。悉皆屋のようにふるまい三方よしを実現させる=日本型プロジェクトマネジメントを推進できる人材を育成し、これからの日本を背負っていく彼らが世界で活躍するチャンスを与えることも、私たちの責務だと考えています。

プロジェクトマネジメントを本業に据えて20年。発注者と設計事務所や施工会社間の情報格差はいまだに残っており、多く発注者がプロジェクトにまつわる問題に悩まされています。世界に目を転じれば、社会インフラの整備や更新という問題に直面している国も少なくありません。私たちが培ってきた専門性や資金調達を含めた官民連携のノウハウが生かせるはずです。

建設、社会・公共インフラ、ファシリティにおけるプロジェクトを通じて社会課題解決、社会システム変革、国際貢献を実現するため、これからもクライアントや社会のニーズに耳を傾け、邁進していく所存です。

代表取締役社長

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