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PFI方式とは
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「PFI方式」は公共施設の設計、建設、管理、運営について、民間の資金やノウハウを活用することを前提に、建設から運営までを事業者に任せて、発注者の官側(国、地方自治体、特殊法人等の公共法人)は年間払いで経費を支払う方式。
1992年に英国で誕生した新しい社会資本整備手法であり、 透明かつ効率の良い仕組みとして期待されている。日本では1999年7月に「民間資金等の活用による公共施設等の整備等の促進に関する法律」(PFI法)が制定され、 2000年3月には「民間資金等の活用による公共施設等の整備等の事業の実施に関する基本方針」(基本方針)が告示された。
既に日本でも相当数の実績があり、比較的馴染みのある方式。「PFI方式」は従来の方式と比べて多くの相違点を有している。例えば、事業の期間、リスクの負担、支払い報酬のあり方、また、その公共事業投資成果としてのVFM(バリューフォーマネー)などが挙げられる。
参考|PPP/PFIとは(内閣府)
WRITERレポート執筆者
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橋詰 健
インデックス シニアアナリスト
都市計画、都市開発のコンサルタントとしてキャリアをスタート。当社では再開発事業、マンション建て替え等のPMを経て、東日本大震災の復興プロジェクトを経験。現在はCSR担当として3つの一般社団法人を運営するほか、経営企画にも参画。専門的な知見を活かし、社会課題の解決に貢献するソリューションを提供します。
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