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用語集
GMP(Guaranteed Maximum Price)とは
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「GMP(Guaranteed Maximum Price)」とは、建設プロジェクトにおいて工事や設計業務等を発注する際に契約方式と併せ契約上の価格や条件を取り決める際に設定される上限金額のこと。
日本では最大保証金額、保証上限金額、最高限度額など様々な呼び方で用いられるが、GMPが設定された契約をGMP付き契約、最高限度額保証付き契約と呼ぶ場合もある。
GMPが設定された工事契約では、受注者が最終的な工事金額の最高限度額を保証し、その金額を超過した金額は受注者が負担する。一方、最終的な工事金額がGMPを下回った場合は、コスト縮減額に対するパーセンテージに基づいて受注者へインセンティブとして支払われる場合もある。
GMPの特徴は、発注者にとっては設計の詳細が決まっていない段階であっても、契約した時点で最終的な工事金額が確定できる点が挙げられる。
参考|GMPとは(アーキブック)
WRITERレポート執筆者
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橋詰 健
インデックス シニアアナリスト
都市計画、都市開発のコンサルタントとしてキャリアをスタート。当社では再開発事業、マンション建て替え等のPMを経て、東日本大震災の復興プロジェクトを経験。現在はCSR担当として3つの一般社団法人を運営するほか、経営企画にも参画。専門的な知見を活かし、社会課題の解決に貢献するソリューションを提供します。
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