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PM方式(プロジェクトマネジメント方式)とは
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PM(プロジェクトマネジメント)とは、発注者のために、可能な限り効率的な方法によりプロジェクトの成果を実現させるプロセスと定義されている。
建設事業においては、PMr(プロジェクトマネージャー)が発注者の代理人としてマネジメント業務を行い、計画が発注者の要求条件を満たし、予算内、工期内でプロジェクトが完了するように全体の包括的な調整・管理を実施する。
建設事業においては、PMr(プロジェクトマネージャー)が発注者の代理人としてマネジメント業務を行い、計画が発注者の要求条件を満たし、予算内、工期内でプロジェクトが完了するように全体の包括的な調整・管理を実施する。
PMrはプロジェクトを予算内で工程通りに達成するため、実質的には設計者、施工者、コンサルタントなどの関係者を調整・管理する権限を発注者の代理人として持つとされている。
但し、実際のプロジェクトでは、発注者をサポートする為に各種調整の役割のみでプロジェクトに参画する場合、各種管理業務まで担う場合、さらには、完全に発注者の代理人として図面や変更内容などに対して承認まで行う場合など、PMrの係わり方や有する権限の範囲もプロジェクト毎で異なる。
一般的にPMサービスは、CMサービスに比較して企画や構想段階などの川上からのサービスを含む。
尚、日本では建設プロジェクトにおけるPMとCMの役割について曖昧になっているケースが多いが、欧米における国際的なスタンダードでは発注者側の建設マネジメントをPM(プロジェクトマネジメント)、受注者側(施工者)で行う建設マネジメントをCM(コンストラクションマネジメント)と呼んで区別している。
参考|CM方式活用ガイドライン(国土交通省)、PM方式とは(アーキブック)
WRITERレポート執筆者
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橋詰 健
インデックス シニアアナリスト
都市計画、都市開発のコンサルタントとしてキャリアをスタート。当社では再開発事業、マンション建て替え等のPMを経て、東日本大震災の復興プロジェクトを経験。現在はCSR担当として3つの一般社団法人を運営するほか、経営企画にも参画。専門的な知見を活かし、社会課題の解決に貢献するソリューションを提供します。
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