REPORTレポート
用語集
総合評価方式とは
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総合評価方式とは、工事や設計業務等を発注する際、価格と価格以外の要素(品質など)を総合的に評価して落札者を決定する発注方式。
なお、品質には工事目的物の品質のほか、工事の効率性、安全性、環境への配慮等の工事実施段階における特性も含む。
この方式の活用メリットとしては、工事内容や周辺環境に応じた技術提案の評価により、従来では評価の対象外であった工事品質の向上、工期の短縮、ランニングコストを含むトータルライフサイクルコストの縮減、自然環境や住環境の保護など社会的要請への対応などが実現可能になる点が挙げられる。
落札方式によって、施工能力評価型と技術提案評価型の2タイプに分けられる。
参考|総合評価落札方式 技術とノウハウを活かした公共工事を目指して(国総研)、関東地方整備局における総合評価落札方式の適用ガイドライン(国土交通省)
WRITERレポート執筆者
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橋詰 健
インデックス シニアアナリスト
都市計画、都市開発のコンサルタントとしてキャリアをスタート。当社では再開発事業、マンション建て替え等のPMを経て、東日本大震災の復興プロジェクトを経験。現在はCSR担当として3つの一般社団法人を運営するほか、経営企画にも参画。専門的な知見を活かし、社会課題の解決に貢献するソリューションを提供します。
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