PROJECT

ガーナ有料道路コンセッション事業予備調査

アフリカ・ガーナでは、道路交通が全輸送量の約95%を占めており、社会・経済を支える重要なインフラとなっていますが、ガーナ政府の財政は逼迫しており、財政負担による道路整備は現実的ではありません。
 
インデックスストラテジーは、ガーナ政府が抱える課題の解決に寄与するべく、生活基盤である道路事業において、コンセッション方式の導入をガーナ政府へ提案しました。
 
道路事業にコンセッション方式を導入すると、事業権を一定期間、民間事業者に売却し、道路の最適な維持管理や改修などが可能になります。また、民間事業者が、道路の周辺地域にサービスエリアや住宅を併せて開発することができれば、雇用の創出や低所得者層への良質な住環境を提供という社会課題解決につながります。
 
事業化に向け、可能性を検証する予備調査(プレFS :Pre-Feasibility Study)では、現地の法制度等を考慮しながら、最適な事業区間の選定や事業スキームの適用可能性を検討しました。
 
プレFSの結果、コンセッション方式の対象をアブリ~マンフェ~コフォリデュア区間とすることで、事業性が担保されることをガーナ政府へ報告しました。
 
なお、本プレFSは、2020年1月に独立行政法人国際協力機構(JICA)の協力準備調査(PPPインフラ事業)に選定されました。

DETAILSプロジェクト概要

プロジェクト名 ガーナ高速道路(マンフェ~コフォリデュア~ブンソ区間)コンセッション事業準備調査(PPP インフラ事業)
事業主 ガーナ共和国政府
期間 予備調査期間:2020年5月~2020年11月

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