本プロジェクトでは、JA秋田厚生連が管理・運営する9病院を対象に、施設の維持管理業務の適正化を3年間にわたり実施しました。
プロジェクトの課題
JA秋田厚生連では、経営・財政基盤の安定化・健全化と、環境の変化に柔軟に対応した医療提供体制の構築を目指し「長期ビジョン」を策定されております。インデックスコンサルティングには、品質を落とすことなく維持管理コストの適正化と収益の改善を図ることが期待されました。
当社が提供したサービス
全体のサービス内容とコストを把握するため、維持管理に関わる書類を精査、業務委託先が提供しているサービスの中身と費用を洗い出し、改善案を病院に提案しました。その際には単にコストを削減するのではなく、病院運営に対する重要度を考慮した仕様の策定など、病院にとってあるべきサービスは何かという観点から改善案を提案しています。その後、病院と協議の上、収益改善方針の合意形成を図り、適正化に努めました。
インデックスコンサルティングが実現したこと
病院の設備保守に関する業務仕様及び委託費の見直し、さらに維持管理業務の適正化によって9病院で平均10％のコスト削減を実現しました。
DETAILSプロジェクト概要
| プロジェクト名 | 秋田県厚生農業協同組合連合会 施設維持管理適正化業務 |
|---|---|
| 事業主 | 秋田県厚生農業協同組合連合会 |
| 所在地 | 平鹿総合病院：秋田県横手市 由利組合総合病院：秋田県由利本荘市 秋田厚生医療センター：秋田県秋田市 大曲厚生医療センター：秋田県大仙市大曲 雄勝中央病院：秋田県湯沢市 能代厚生医療センター：秋田県能代市 北秋田市民病院：秋田県北秋田市 かづの厚生病院：秋田県鹿角市 湖東厚生病院：秋田県南秋田郡八郎潟町 |
| 用途 | 病院 |
| 期間 | 2017年12月～2020年4月 |
EXPERT担当コンサルタント
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鳩貝 暁文
インデックス ファシリティーズ マネージャ
不動産会社にてオフィス、空港、公的機関等の運営管理経験を経て入社。医療施設を中心に施設の維持管理業務の適正化やESCOなどの特殊な設備保守契約の見直し・提案を実施。施設の設備関係に強みがあり、ライフサイクルコストの見直しによるクライアントの収益向上に寄与します。
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