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このたび、インデックスコンサルティングがベトナムにて進めているプロジェクトが国際協力機構(JICA)の協力準備調査(海外投融資)に選定されました。
当社はベトナム・ホーチミン市からロンタイン国際空港をつなぐゾーザイ市までの55kmの南北高速道路について、高速道路の維持管理や運営における事業権をコンセッション方式(※1)で取得すべくベトナム政府と交渉しています。
海外でPPP(官民連携)プロジェクトを進める場合、交通量や将来的な需要動向など、対象プロジェクトの事業性について予備調査(Pre-feasibility Study)を実施します。
今回、南北高速道路についてインデックスコンサルティングが代表企業、前田建設工業を構成員として海外準備調査(海外投融資)をJICAに申請、8月20日付けで選定を受けることができました。インデックスコンサルティングが進めるベトナム有料道路PPPプロジェクトの将来性が評価されました。
この予備調査で最適な事業モデルが確認できれば、より精緻な需要予測や財務分析、企業コンソーシアムの組成など具体的なスキームづくりに移行します。
国内市場の伸びが鈍化する中、海外の社会インフラは日本企業の技術力や提案力が生かせる重要な市場です。海外社会インフラにおける日本企業の存在感はまだ希薄ですが、日本企業のノウハウや提案力が生かせるプロジェクトを組成すべく、注力します。
※1…コンセッション方式とは、PPP(Public Public Private Partnership:官民連携)の一方式で、インフラの運営権を民間に一定期間、売却する手法のこと
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