学校法人中央大学が教場におけるイノベーションの創出を目指した建物としてFOREST GATEWAY CHUOが建設されました。
1学部1建物という従来の使用方法ではなく、複数の学部が共通して使用できるよう各教室のフレキシビリティや、共用部を利用した学びの空間の設置など、新たな教場の場を設けることを目的とした先進的かつ実験的な建物です。
2000年1月の多摩モノレール「中央大学・明星大学駅」の開業により、開校当時の南北を中心とした利用者の動線から東西方向に大きく変化したことに伴い、FOREST GATWAY CHUOは、新設駅周辺の中心となる建物としての外観上のインパクトやPR性、利便性などが求められました。
インデックスコンサルティングが提供したサービス
基本計画策定段階では、インデックスのパートナー企業ゲンスラー・アンド・アソシエイツ・インターナショナル・リミテッドと協業し、求められる建物の在り方について関係者へのアンケートやインタビューを行い、コンセプト策定から必要とされる機能を盛り込んだ基本設計案を作成しました。
設計施工者選定段階では、目標とする予算と工期に収めることを目的としながら、基本計画にとらわれない技術的根拠のある良案を求めるため、技術提案型の入札を実施しました。
建設会社の選定基準の一つであった国交省サスティナブル補助金申請の可能性を検討、枠組み構築を支援し、「木造先導型」「省CO₂先導型」にそれぞれ採択されました。
DETAILSプロジェクト概要
| プロジェクト名 | FOREST GATEWAY CHUO建設プロジェクト |
|---|---|
| 事業主 | 学校法人中央大学 |
| 所在地 | 東京都八王子市東中野742-1 |
| 用途 | 大学 |
| 規模・構造 | 地上6階、鉄骨造：一部木造、敷地面積：217,725.77 ㎡、建築面積：2,039.17 ㎡、延床面積：12,717.97 ㎡ |
| 設計者/施工者 | 株式会社竹中工務店 |
| 期間 | 2018年6月～2021年2月 |
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