ABOUT

社会・公共インフラ関連分野における企画・調査・プロジェクトマネジメント業務、施設の計画・整備・運営、一般社団法人などの運営、プロジェクトマネジメント技術の開発・教育・普及など幅広いシンクタンク業務を行います。

CEO MESSAGE

「社会システムデザイン(Social System Design)」。 この社名は、東京大学工学部システム創成学科の創設で中心的な役割を果たし、2011年に日本学士院賞・恩賜賞を受賞した宮田秀明名誉教授(前社長)が命名したものです。プロジェクトを通じて、新たな時代における社会課題を解決し、価値創造を提供していく。当社は、それをプロジェクトマネジャーとして実践することを使命としています。 人口減少社会に突入した今、私たちはかつての右肩上がりの時代に構築された社会システムを今の時代に合ったものに再設計していく必要があります。それこそがプロジェクトマネジャーの役割だと感じた私は、東日本大震災の復興と官民連携によるインフラ整備という領域に踏み出した際に、宮田教授にインデックスグループへの参画をお願いし、当社の初代社長に就任いただきました。 現在、当社はPPP(Public Private Partnership:官民連携)を軸に、公共・社会インフラ整備や地方創生、地域における電力システムの最適化などの支援を展開しています。 日本は道路や上下水道のような公共インフラだけでなく、美術館やアリーナのような社会インフラも公共が整備・運営してきました。ただ、戦後の高度成長とともに整備されたインフラは老朽化が進み、DX時代にふさわしい更新が必要な時期に入っていますが、高齢化や人口減少に伴う利用者の減少や財政状況の悪化のため、地方自治体はインフラの更新や維持にかける資金を捻出することも、人員を割くことも難しくなりつつあります。 また、宮田教授は2008年に、二次電池社会システム研究会を立ち上げ、再生可能エネルギーと蓄電池を活用した、地域における電力マネジメントの最適化についても研究を深めていました。アルゴリズムによって電力の需要と供給を制御し、地域で生み出した電力をロスなく地域で活用する──。電池は貯蔵できるというパラダイムシフトが起きる中、電力の地産地消という、一種の産業革命を起こそうとしたのです。 2050年までにカーボンニュートラルを実現するには、そうした新しい電力マネジメントを導入していく必要があります。 こうした地域における老朽インフラの更新や電力マネジメントの最適化を進める上で、民間企業のノウハウや資金を活かし、運営コストを抑えつつ、できる限り収入を増やし、デジタル化とCO2削減を進めていくというPPPの発想は不可欠です。PPPは、DX時代における社会システムデザインを実現する最も有効な手段と言っても過言ではありません。 残念なことに、当社の前社長を務めた宮田教授は2024年12月にご逝去されましたが、宮田教授の遺志を引き継ぎ、この国の社会システムを今の時代に合った形に変えていくお手伝いを通じて、国民の幸せと国際貢献を実現したいと思っています。

代表取締役社長

PHILOSOPHY

  • 悉皆の精神と
    悉皆の丹精

    江戸時代の悉皆屋(しっかいや)は、顧客の要望に応じて様々な職人を束ね、着物を納めるプロジェクトマネージャーでした。あらゆる要望にことごとく応える悉皆屋の精神で顧客に尽くします。

  • 三方よしの
    社会を目指す

    日本には「売り手」「買い手」「社会」の三方に貢献してこそよい商売だという考え方があります。発注者と受注者、地域住民や利用者のすべてが利益とリスクを分かち合う社会を目指します。

  • 次世代に輝く
    日本の実現

    人類の歴史を振り返れば、自分の人生だけでなく、子供や孫によりよい社会を残そうとみな努力してきました。私たちも建設・社会インフラを通して、次世代が活躍できる社会を残します。

The History behind SHIKKAI

悉皆は、日本の伝統的な着物づくりに端を発した言葉。何も施されていない反物から着物が出来上がるまでの40工程において、製糸や織り、染めなどそれぞれの技に長けた職人を束ね、さまざまな職人を調整しながら一枚の着物に仕立てていた悉皆屋は、プログラマー、プロデューサー、クリエイティブ・ディレクター、セールスおよび製作マネージャーの役割を担っていました。 日本文化では自然や社会との共生を尊び、調和を重んじる精神が育まれてきました。インデックスは、現代の悉皆屋=日本型プロジェクトマネージャーとしてさまざまなステークホルダーの性、年齢、人種や文化、そして職業や役職による違いを尊重し、企業文化における重要コンセプトとしています。

しっかい【悉皆】《名詞》
同語:日本型プロジェクトマネジメント。
最適な資源配分と管理、そして思いとやり気配り、誠実さを持ったトータルコーディネートのこと。

MISSION

建設、社会・公共インフラ、ファシリティにおける様々な課題解決の提言 カーボンニュートラルやSDGs実現のためのAIやIOTを活用 国内PPP/PFIを通じた課題解決の実現を推進する社会システム変革によって社会システムのデザイン、変革を推進し、世界的な社会課題を解決する。

STRENGTHS

  • PROJECT MANAGEMENT
  • PROJECT FORMATION
  • CSSD APPLICATION RESULTS
  • PROJECT
    MANAGEMENT
  • PROJECT
    FORMATION
  • CSSD
    APPLICATION
    RESULTS

VALUE

  • NOと言えるDNA
  • パイオニア精神
  • ダイバーシティ

PROFESSIONALS

  • 取締役

    岡田 孝

    大手シンクタンクの創設に参画、主席研究員などを歴任し、2022年12月より同社取締役に就任。PPP/PFIに係る制度設計や、各種官民連携事業のアドバイザリー、地域振興政策・施策の立案及び実行などに関与。新しい時代の社会システムの構築に向けて、同社が様々なご提案、ご支援を行います。

  • 執行役員 兼 官民連携事業推進部 部長

    掛川 洋規

    NPO法人の理事を経て入社。主に地方創生、官民連携(PPP/PFI)のプロジェクトを担当。多数の関係者からなる会議体の組成・運営や構想・企画段階における事業スキームの検討、事業収支計画の策定を支援。クライアントに寄り添ったプロジェクトマネジメントを心掛け、事業の円滑な推進に寄与します。

  • 官民連携事業推進部 コンサルタント

    金 令牙

    エリアマネジメントに関する博士号(環境学)取得後、設計事務所とNPO法人を経って入社。主にアリーナ関連の官民連携(PPP/PFI)プロジェクトを担当。現在は跡地利活用調査やPFI導入可能性調査、PFI検討支援業務等に携わり、クライアントに伴走しながら共創していくパートナーとしてプロジェクトを進めます。

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